性の多様性に関する授業(6年生)

「性の多様性に関する指導」を養護教諭と担任とで行いました。

性の在り方は身体の性をイメージすると男と女の2通りしかないと考えられがちですが、もっと多様なものであることを、思春期で心と体が大きく成長する時期に伝え、ありのままの自分を大切にできることを願って授業をしました。

今日では、性の在り方は「からだの性」「こころの性(性自認)」「好きになる性(性的志向)」「表現する性」など複数の要素があり、これらの組み合わせによって多様な性が存在するという考え方に変化しつつあります。

子どもたちは、当事者の話を映像で視聴した後、心と体の性の不一致をカミングアウトしたら友達がよそよそしくなったという設定に立ち、「自分は避けられるようなはずかしい存在なのか」「この場からいなくなりたい」などと、苦しい気持ちを想像しました。

心と性の不一致を相談されたという設定にたった際には、「話してくれてありがとう。でもそんなこと関係ないよ。〇〇さんのことを大切に思っているよ。」「これからもずっと友達だよ」など、性の在り方に関係なくその人そのものを認める声かけをたくさんしていました。

子どもたちの真剣に取り組む表情に、これは子どもたちにとって重要な学習だと感じました。

  • 2024年12月18日 12:44

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