上手な買い物の仕方を考えよう(5年)

家庭科の時間を参観しました。

上手な買い物の仕方について考える授業でした。

前時までに考えた子どもたちの考える買い物名人とは「冷静で、計画的で、集めた情報をもとに、必要なものを買う人」。

今日の授業では、「健康を考えて、家族のために野菜炒めをつくることになった。予算は1000円。何を買うか。」という課題でした。

ばら売りかまとめ買いか、地元産かそれ以外か、JASマーク付きか量が多く安いものか、賞味期限が残り3日の割引品か、など、様々な選択肢が用意されている中から選びます。

選んだ理由を話し合ううちに、「値段」「健康」「環境」のどれを自分にとって最優先に考えるかが少しずつ明確になってきたことが興味深かったです。

「弟がピーマンが苦手なので食べ残してごみになるのももったいないので買いません。」

「4人家族で、野菜不足は心配なので、予算一杯買えるだけ買いました」

家族一人ひとりのことを思い浮かべて、買うものを選んだことが伝わります。

「1食で考えると人参3本入りは余るけど、にんじんは保存方法を正しくやれば日持ちがするので、まとめ買いが安いので3本入りにしました。」

この児童は一緒に買い物に行ったり、お料理のお手伝いをしたりしているのではないかと思いました。

「野菜炒めに1000円もかけてしまって、お金のかけすぎだと自分でも思いました。」

1000円もらったらぎりぎり1000円使いたくなる気持ちはわかります。

授業を参観しながら自分の消費行動について考えさせられた1時間でした。

  • 2025年01月31日 14:48

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