すこやか委員会を開催しました

本日、学校保健委員会「すこやか委員会」を開催しました。

学校保健委員会は、保護者、教員、児童が集まって、子どもの健康に関する話題を話し合う会です。

今回のテーマは、保護者の方からお悩みを聞くことが多い「ゲームの依存を防ぐ家庭での取り組み方」。保健委員会の児童の発表と、平成国際大学教授の水國照充様による講演を行いました。

児童の発表は、夏休みのメディアコントロールについての取組をもとに、アンケートなども加えて分析し、自分たちで考えた課題と、その解決策についての発表でした。新しい発見と、子どもの思いが分かるよい発表でした。

水國先生の講演では、「たかがゲーム」と侮るなかれ。脳の働きを踏まえて、依存に至る前の対応についてたくさん教えていただきました。

まずは、子どもがはまっているゲームの世界を大人も共に楽しんで、一緒に会話ができるようにすること。その上で、心配なことを「アイメッセージ(私を主語にして話すこと)」で伝えること。例えば「私はあなたの乱暴な言葉を聞くのはつらいのよ」という具合です。さらに、約束ごとと、破ったときのペナルティを子どもと一緒に話し合って決めることが大切であると教えていただきました。

参会の保護者からの質問も出ました。悩んでいることを共有してみんなで考える、意義ある委員会となりました。